今年上半期、Bitcoinの急上昇も、急落も、イーロン・マスク氏の手のひらの上。
以前、イーロン・マスク氏が、テスラの決済にBitcoinが使えるようにするべく、Bitcoinを調達したことで、Bitcoinは大きく値を上げました。
その後は、Bitcoinの採掘に多くのコンピュータが稼働し、Bitcoinは自然環境にやさしくない、という理由でBitcoinを売却。Bitcoinは大幅に下落しました。
その後も、Bitcoinに対して、批判的なツイートを繰り広げています。
イーロン・マスク氏がツイートする度に、Bitcoinが下落するという仮想通貨投資家化すれば悪夢のような日々がいまだに続いていますね。
通貨は投資対象ではなく、取引のツールでなければならない
通貨に対する投資は、一般的な通貨でも、FXなどが行われていますけど、通貨は本来、価値を移動させるためのツールのはずですね。
お米を作って、販売したら、その利益で、電気代やガス代をはじめとする生活費を賄う、そこに介在するのが通貨の役割です。
一般的な通貨の場合、ほとんどの人は、投資のために通貨を所有したりはしません。日常的に買い物や取引をするために所有し、利用しているのです。
仮想通貨は、今後も投資対象となることでしょう。しかし、通貨本来の取引を円滑に行うためのツールとして、仮想通貨が日常的に使われない限りは、今回のような事態が何度も起こるかもしれないです。
仮想通貨を日常的に使う
海外では、仮想通貨による取引や売買が行われています。自動やマンションなどだけでなく、日常的に買い物にも利用できる場所が増えていますよ。
とくにネットでは、通信販売はもちろん、コンテンツの利用料や投げ銭などにも、利用できるようになってきました。
いわゆるデジタル先進国では、徐々にではあっても、通貨本来の使い方ができるようになっています。
逆に、自国通貨が信用できないような国や地域では、比較的安全な通貨として、仮想通貨を余裕する人が多いのも事実です。
この二極化の中間もしくは、外側に位置するのが、仮想通貨投資です。
本来であれば、収入をわざわざ仮想通貨に交換するのではなく、収入、例えば給与を仮想通貨で得られれば、もう少し健全な通貨になるのかもしれません。
そうそう、イーロン・マスク氏が、本当にSDGsを考えて発言しているのかは、ちょっと眉唾です。
もしかしたら、底値になったところで、大幅に調達することで、ステラのBitcoin決済を有利にしたいと考えているのかもしれないですよ。