himarayaはオーディオブックのサイトだから、実用情報の配信が向いていそう。
えーと、これまでの流れもあって、himarayaを改めて探検してきました。エフスタやスプーン、レックとの大きな違いは、ライブ配信が出来ないということです。
というより、himarayaはオーディオブックの配信サイトを謳っているので、収録した音声データをアップロードして配信する、というスタイルになっています。
そのため、ハッシュタグではなく、カテゴリー分類も書店のような形式になっていて、親カテゴリーは次の通りです。
- 生活・暮らし
- エンタメ・お笑い
- 趣味
- キッズ・ファミリー
- 宗教
- テレビ・映画
- 語学
- レジャー
- ニュース
- ビジネス
- 教育・学び
- ロマンス
- 音楽
- 社会・文化
- テクノロジー
- オーディオブック
- 健康・フィットネス
- 科学
これらの親カテゴリーの中で、小カテゴリーに分類されます。
ヒマラヤ(Himalaya)——耳のスキマ時間を豊かにする音声メディア
収益化はプレミアムコンテンツで。
配信はの登録は無料で、ほとんどのコンテンツも無料で聴くことが出来ます。一部コンテンツはプレミアムコンテンツやプレミアムオーディオブックとして、有料で配信され、この部分でマネタイズを実現しています。
プレミアムになるには、himarayaの審査があり、フォロアーや再生回数、コンテンツの内容などが審査の対象になるようです。
プレミアムコンテンツは、本格的なボイスドラマや、専門家、著名人などのコンテンツが多く、少しハードルは高いかもしれません。
プレミアムオーディオブックは、実際に出版されている実用書を音声で配信するモノなので、書籍として出版されていないと無理です。
コンテンツの多くは、ハウツーやノウハウ、セラピー。
ほとんどのコンテンツは、無料で配信されています。その多くは、ハウツーやノウハウ、メンタル関係が占めていて、ニュース、恋愛相談、人生相談、育児情報、外国語講座などなど、さまざまな分野から配信が行われています。
誰でも知っているような方では、ローランドさんや竹中平蔵さん、香山リカさんがhimarayaで配信しています。
また、Podcastのコンテンツとして、ラジオ局や情報雑誌、タレントや著名人のコンテンツが数多く配信されています。
もちろん、スタエフやスプーン、レックのような、雑談やトークのコンテンツもあり、「himaraya祭り」という、統一のお題で配信するイベントも開催されています。また、himarayaにも、ユーチューバーで、コンテンツを配信している方もいるようです。
しかしながら、一般の配信が盛んだったのは数年前だったようで、一昨年から昨年末を最後に、配信を停止しているコンテンツも多いです。 もちろん、日々新たなコンテンツが増え続けていますので、これからhimarayaで配信をしようという人も、まだまだいるようです。
スタエフやスプーン、レックとの違い
一番の違いは、ライブ配信がないので、ファンやフォロアーと距離があることです。仲間になって一緒に楽しむといったノリは難しいでしょう。
himarayaにもコメント機能はありますが、それほど活発に利用されてはいないようです。
ただし、プロフィールやコンテンツの詳細に多くの情報が載せられるので、SNSなど外部のページやツールを紹介したり、関連付けたりするのには便利です。
あとは、アップロードした音声データをPodcastとしてRSSで配信できるので、SpotifyやiTunes、Amazonmusicに登録できることです。あまり知られていませんが、これらの音楽アプリはPodcastなら、ほぼ問題なく登録してくれます。
どんなコンテンツに向いているのか
フリートークや雑談でも、SNSで宣伝すればある程度のフォロアーは獲得できるかもしれません。いわゆるラジオ番組スタイルのコンテンツもあります。
しかし、himarayaでは、ハウツーやノウハウ、自己啓発などの実用的な情報の方が向いていると思います。というのも、多くのコンテンツが経営者や各業界の関係者によるハウツーやノウハウ、自己啓発などに関するものだからです。
つまり、himarayaを聴いている多くのリスナーが、そうした情報を聴きに来ているからです。
P.S.
Radio441は、他のアプリと同じ配信ですけどね。