STATHIONTESDは、ファンコミュSNS?いいえ、アーチストが主催する配信に効果的です。
ボスの三十郎が、NOTEでまとめている記事の補足みたいなことを書きます。
おさらいすると、STATHIONTESDは、SpotifyやAppleMusicのプレイヤーとして機能しているので、STATHIONTESDで再生された音楽(楽曲)は、SpotifyやAppleMusicで再生されたことになります。
だから、その楽曲が好きか嫌いかにかかわらず、STATHIONTESDの配信を聴いている中で流れていれば、30秒以上聴こえていれば、一回の再生(配信)としてカウントされるんです。
SpotifyやAppleMusicのサブスクで再生されたから、それが何なんだろう?と思われる方も中にいるかもしれません。
ビルボードジャパンソングチャートに影響するSpotifyの再生回数
例えば、Spotifyでの再生回数は、ビルボードジャパンソングチャートに影響します。そのほかのチャートでも、Spotifyの再生回数を活用しているなら影響を受けるんです。
※オリコンはSpotifyを採用していません。
実際、Spotifyの再生回数がどの程度ビルボードジャパンのチャートなどに影響するかを考察した記事があるので、こちらを見ていただきたいんですけど。
再生回数を基にしたストリーミング指数が、急落するとビルボードジャパンのチャートも如実に下落するそうです。
逆に急上昇した場合、チャートも上昇します。ただし、急落に比べると上昇率は緩やかなようです。
一部のファンコミュでは、推し活の一つとして、SpotifyやAppleMusicなどで、組織票的に再生数を増やして、チャートを押し上げようとしています。
ファンコミュのメンバーが、毎日複数の端末から、何度も推しの歌(楽曲)を再生することで、ストリーミング指数を上昇させようというわけです。
サイトのSEOなどでは、こうした自己再生や組織票的な閲覧をできるだけ排除するよう検索エンジンが最適化されています。
しかし、SpotifyやAppleMusicなどのストリーミング指数は、そうしたロジックは、まだ採用されていないようです。もちろん、音楽の場合、お気に入りの曲を一日に何度も繰り返して聴くこと自体は、それほど珍しいことではないので、それと区別することができない以上、組織票的に再生が繰り返されても、それを排除することは難しいのだと思います。
※追加
オリコンの週間ストリーミングランキングにSpotifyが参加
誰が聴いたではなく、何回聴かれたかで、サブスクの収益が決まる
ご存じのように、サブスクでは、SpotifyやAppleMusicなどで、音楽(楽曲)が再生されると、アーチストの収益になります。
再生回数が多ければ、アーチストの収益も増えます。しかも、同じアカウント(会員)でも、10回再生すれば10回分、100回再生すれば100回分の収益が支払われます。
これまでのCDに比べて、収益率が低いといわれているサブスクですが、CDは一回売れてしまえば、それっきりですが、サブスクなら何度でも収益を生んでくれます。しかも、サブスクに登録されている限り、何年たっても収益が発生するんです。
もちろん、CDや物販の方が収益率が高いのはわかっています。サブスクなら、CD販売や物販への貢献に加えて、わずかな金額でさらに推しをお応援することができるんです。
実は、Spotifyの場合は、無料会員が聴いた回数も、収益や指数にカウントされます。そうなんです。スマホやパソコンで、いつも支払ってる通信料金と電気料金だけで、ただ同然で推し活ができるんです。
ファンコミュSNSはもちろん、アーチスト本人のライブ配信にも
毎日、推しの歌(楽曲)を何度も、Spotifyで聴けば推し活になるわけですが、ただ、聴くだけじゃなく、仲間や知り合いと一緒に聴きながら、チャットで話したり、見ず知らずの誰かに推しの歌を聴いてもらえたり、それができるのがSTATHIONTESDです。
最初に書いたように、STATHIONTESDでの再生回数は、SpotifyやAppleMusicの再生回数にカウントされます。
STATHIONTESDなら、ファンが集まる音楽SNSとして、利用しながら、推し活も行えるわけです。
また、STATHIONTESDのライブ配信は、アーカイブとして残せるので、ライブ配信をしていないときでも、手軽に再生数を増やすことができますし、新たな仲間が加わったときにも重宝しそうです。
そして、おすすめなのが、アーチスト自身が配信を主催することです。本人主催の音楽配信番組であれば、ファンが確実に聴きに来るため、再生数を稼げますし、アーカイブの再生数も期待できます。
月に一度のファンミーティングや、コンサートの後のアフタトークでもいいでしょうし、日替わりや週替わりで、メンバーがおしゃべりをしてもいいかもしれません。その結果として、毎月推しの歌をSpotifyやAppleMusicで聴く回数が確実に増えることが期待できます。
ただし、STATHIONTESDの収益化機能は、日本には対応していないので、Twitcasやshowroomのように、配信そのもので収益を得ることは、まだできません。しかし、ほかの配信アプリと違って、確実にサブスクの再生回数を増やすことはできます。
まだ、一部のアイドルファンが活用しているだけのSTATHIONTESDですが、アイドルはもちろん、バンドやミュージシャンには、新たな可能性をもたらしてくれることでしょう。