挨拶が出来ないと注意されたら、それはモラハラ?なんでもハラスメントにする、ハラスメント・ハラスメント。
ハラスメントの話題が出てたので、ちょっと一言。
セクハラから始まったのが、30年ほど前。その後、パワハラが出てきて、今ではなんでも後ろにハラスメントつければいい、みたいになってます。
さて、日本だけじゃないと思うのですが、知り合いや隣人、ご近所はもちろん、職場や学校で、元気よくというか、しっかりとあいさつをすることが、当たり前とされてませんか?
それって、ハラスメントの論理で言うと、モラハラですよね。
来週、出社したら、一日誰にもあいさつしないでいてみてください。きっと誰かから注意されたりします。その時はこう言ってあげましょう。
「それ、モラハラです」
たぶん、あなたの会社での評判はがた落ちでしょう。もしかしたら、みんなからの視線が痛くて、いづらくなるかもしれません。
そうなったら、人事部に行って、「モラハラ」や「いじめ」があるので、何とかして欲しい、と訴えてみましょう。
さて、あなたはこの会社に、この後も勤務し続けられますか?
そもそも、挨拶が出来ない、しない、ことが、未だによくないことだとされています。しかし、これをハラスメントだと考える人は少ないでしょう。
結局、ハラスメントは、都合のいい言葉なんですよ。
嫌な上司がいたら、ちょっと怒られたときに、「パワハラだ」といえば、上司に嫌がらせが出来ます。あれ、「ハラスメント=嫌がらせ」だから、これは、「ハラ・ハラ(ハラスメント・ハラスメント)」になりますね。
本当に、いじめや嫌がらせ、差別を受けているのなら、しっかりと訴えるべきだとは思います。だけど、そうじゃないことも、多いんじゃないかな?