今日もなんだか騒がしい

宣伝スタッフの美姫がラジオのネタを探します。

米国ビルボード1位は、群馬で会社員をしているDJ兼プロデューサー

ビルボード全米ナンバーワンの楽曲の作者として注目を浴びている
TRILL DYNASTY」さんは、群馬で一般企業に勤めながら、
DJとして活動し、その方面では有名な作曲家であり、
プロデューサーです。

 

TBSのニュース番組の取材では、楽器の弾けないプロデューサー
として紹介されていましたけど、バイエル程度は習得しているようです。
もちろん、これまでの有名プロデューサのように、
子供のころから、ピアノやバイオリンを習っていたり、
バンドでギターやベースを弾きまくっていた、
というわけではないですけどね

magazine.tunecore.co.jp

それでも、「TRILL DYNASTY」さんなりの作法で、
鍵盤をたたき、そこで出てきたフレーズから
気に入ったものだけをつないで、曲を紡ぐ
という手法は、非常に古臭いものの
作曲の仕方としてはあながち間違ってはいません。

 

テクノロジーの、デジタルの発展は、
DTMをより身近なものにし、たった一人でも
楽器を弾いたことが無くても、
楽曲製作ができるようになりました。

 

それは、初音ミクが既に証明しています。
しかし、初音ミクは世界的にも知られていますが、
まだ、音楽のメインストリームとはいえません。

 

そんな中で、全米ビルボードのHOPHOPチャート1位という
現在の音楽シーンのメインストリームで
トップに躍り出た作曲家が、楽器経験がほとんどなく
キーボードとパソコンだけで、制作活動をしている、
というのは、音楽が新たなステージを迎えているのかもしれません。

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TRILL DYNASTY」さんが、DJとして、既に何枚かのMIXCDを
手がけていたといのも、興味深いです。
米国では、有名DJが作曲やプロデュースを手掛けるのは、
とくにHIPHOPR&Bでは当たり前になっていますが、
日本では、まだまだ一般的ではないからです。

 

DTMにしても、ボーカロイドにしても、
評価されてきたのは、音楽的な基礎知識を学んだ人たちであり、
米国にように、DJとしての感性やひらめきだけで、
成功したプロデューサーは、これまで日本にいなかったからです。

 

音楽のプロモーションの場所が、ラジオやテレビではなく、
インターネットにシフトし、
リスニングは、スマートフォンのサブスクライブが当たり前の現在。

 

歌って三田や弾いてみたが、ネットに溢れかえっています。
そんな中から、ヒット曲も打荒れています。
もはや、音楽に作り手と聴き手、という考えは通用しない。
そんな時代がすぐそこに来ているのかもしれません。

 

もしあなたが、作曲をしたいのであれば、
スマホアプリに、鼻歌を吹き込むだけで、
MIDIデータを作ってくれます。
あとは、リズムとハーモニーを加えるだけ、
もちろん、スマホでできます。

 

ビルボードは無理でも、あなたの曲が
オリコン1位になる日が訪れるかもしれません。